石田クリニック、日野市日野,内科,循環器内科

内科・循環器内科
石田クリニック
042-843-2608
東京都日野市日野1027-1 2F

クリニック案内

医院名
石田クリニック
院長
石田良一
住所
〒191-0012
東京都日野市日野1027-1 2F
診療科目
内科・循環器内科
電話番号
042-843-2608
石田内科クリニック

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TEL 042-843-2608

狭心症

心臓は絶えず収縮と拡張を繰り返して血液を送りだし、全身の細胞に酸素と栄養を届けます。狭心症とは心臓に酸素と栄養を送っている冠動脈を言う血管が、狭くなり心筋が血液不足になると起こる病気です。

労作性狭心症は階段の上り下りなどの労作時に胸がぎゅっと締め付けられるような痛みが生じたり、人によっては胃の痛みや顎の痛みを訴える方もいますので注意が必要です。また、安静時や就寝時に症状が現れる冠れん縮性狭心症の場合もあります。

狭心症は冠動脈の動脈硬化が原因の大半を占めます。ですから、その予防は動脈硬化の進行を抑えるのが基本です。それには高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の治療、禁煙、バランスの良い食事の摂取、ダイエット、有酸素運動などをすることが大切です。
狭心症の治療は、冠動脈を拡張させる薬や血栓を抑制する薬などを内服する薬物療法。狭窄した血管の内部にステントという金属を入れて拡げる心臓カテーテル治療。血液の迂回路を作る冠動脈バイパス術などがあります。

心筋梗塞

心筋梗塞とは、冠動脈のある部分で血液の流れが止まり、必要な血液を得られないところの細胞が壊死してしまう状態です。激しい胸痛が起きて命に関わる状態ですので緊急の処置が必要です。

原因は冠動脈にコレステロールなどのプラーク(動脈硬化の病巣)によって狭くなったところに、何らかの原因でプラークが破れ、血栓ができて血管を詰まらせてしまうことで、心臓に血液の流れがなくなり心筋梗塞を起こします。

治療は閉塞した冠動脈を心臓カテーテル治療や手術で再び開通させる再還流療法を行います。

命が助かった後にも、その影響で心機能が低下したり、不整脈が起きたりと後遺症が残ることもあります。ですから、日頃から心筋梗塞にならないための予防が必要です。

期外収縮

期外収縮とは不整脈の一種で、通常のリズム以外に心臓の収縮が出現するものです。上室期外収縮と心室期外収縮があります。症状は胸がドキドキしたりや脈が飛んだりなどが多いですが、無症状の人もいます。心疾患を有する人に起こりますが健常人でも自律神経系の不均等、電解質異常、ストレス、過労、コーヒーやアルコールの飲み過ぎなどが誘因となり起こることがあります。
検査は心電図や24時間ホルター心電図で不整脈の有無の確認、心臓超音波検査で心機能の評価など行います。無治療のまま経過観察しても問題ないこともありますが、危険な不整脈を誘発する場合もありますので注意が必要です。

心房細動

心拍数は心臓の中を流れる電気信号によって調節されています。ところが心房細動では複数の異常な電気信号が心房の中を不規則に走り回る状態になります。心房細動になると脈の乱れによる動悸や胸部不快などの症状のほかに、心不全、脳梗塞を起こす危険性が高くなります。
心房細動は一時的に起こる発作性心房細動と持続的に続く慢性(持続性、永続性)心房細動に分類されます。

原因は心疾患や高血圧に伴って起こる場合と特に原因疾患ない場合でも加齢、ストレス、過労などが誘因となって起こることがあります。

検査は心電図や24時間ホルター心電図で不整脈の有無の確認、心臓超音波検査で心機能の評価や心房内の血栓の有無などを見るために行います。

治療は心房細動の停止と再発予防、脳梗塞などの血栓症の予防を行います。

心房細動の停止と再発予防の治療としては
抗不整脈薬により心筋細胞の興奮を抑えて脈拍を整える薬物療法
カテーテルを心臓まで挿入して心房細動を引き起こしている心筋細胞を高周波電流で焼き切る心臓カテーテルアブレーション療法。
メイズ手術という開心術で治療する方法があります。
心房細動による脳梗塞などの血栓症を予防するためには血液をサラサラにする抗凝固薬を内服します。薬の種類によっては1日に飲む回数や食事制限がありますので注意してください。また、副作用として出血傾向がありますので薬剤管理が重要です。